6月2日(木)、新宿ピカデリーで『銀河英雄伝説Die Neue These 激突』第三章のスタッフトーク付き上映会が開催されました。毎回、好評な恒例イベントですが、原作者の田中芳樹先生と、田中先生の所属事務所「らいとすたっふ」社長で、『銀河英雄伝説Die Neue These』の監修も務める安達裕章さんが出演したこの回は、特に注目度が高く、チケットはすぐに完売となりました。今回は、『銀河英雄伝説』に関する様々な裏話も飛び出したスタッフトークの模様をレポートします。
なお、一部、9月から上映される『銀河英雄伝説Die Neue These 策謀』以降の内容に関するネタバレとなった部分に関しては、文章化の際、多少の脚色をほどこしています。
『銀河英雄伝説Die Neue These 激突』第三章が上映された後、まずは、司会を務める松竹の田坂秀将プロデューサーが登場。来場者への挨拶を終えて、ゲストの田中先生と安達さんを呼び込みます。会場からの大きな拍手が静まるのを待って、まずは、ゲストの二人からの挨拶がありました。
田中 「本日は暑いのか、寒いのか、雨も降るんだか、降らないのか、なんだか分からない天気の中、足をお運びいただきまして本当にありがとうございます。私は人前で話すのが苦手なので、机の前に座って原稿を書いていればいい商売を選んだはずなんですけど、事務所の社長から「今はそんな時代じゃない」と怒られ、「皆さんの前で何か喋りなさい」と言われまして。今日はどうなっても私は責任を持たないという約束で、こちらに参上いたしました。事務所には恨みがあるんですけど、お客様方には本当に感謝の気持ちしかございませんので、自分にできる限り誠実にお話しできたらと思います。しばらくの時間、お付き合いください。」
安達 「極悪非道な事務所の社長でございます。さっそく、帰りのタクシーの中で、いろいろと問い詰めたいことができました(笑)。それは置いておいて、今日こういう形で皆さんの前で、お話できることを大変嬉しく思っております。本日はよろしくお願いします。」
二人の関係性がよく伝わってくる挨拶に続いて、田坂プロデューサーから、「改めてになるのですが、田中先生の秘書としての安達さんのお仕事内容を教えてください」という質問がありました。
安達 「一言で言うと、田中にものを書く以外の仕事をさせないことが私の仕事です。出版社との交渉とか、今の時期で言うと税金の計算とか。あと、田中が必要な資料を集めたりとか。そういうことに関しては、電話1本で全部やるのが私の仕事です。たまに、松竹さんから今日のようなイベントのお話があると、なんとか、田中をなだめすかして現場まで連れてくるのも仕事の一つになっております。」
『銀英伝』の源流は、子どもの頃に読んだ科学冒険小説
ここから『銀河英雄伝説』に関するトークがスタート。まずは、田中先生が『銀河英雄伝説』を書くことになったきっかけが語られました。
田中 「どのあたりが最初のきっかけだったんでしょうかね。宇宙を舞台にした物語は、私が子どもの頃からあって、当時は「SF」なんて言葉すらなく、「科学冒険小説」とか言っておりましたけど。小松左京先生とか、星新一先生とか、光瀬龍先生とかの書かれた小中学生向けの作品がいろいろと出ておりました。私は、その中でも、ひときわ光瀬龍先生の作品が好きで。こんな面白い小説を書く人が世の中にはいるんだなと思ったのがそもそもの源流なのかなと思います。」
成長して大学生になった田中先生は、「懸賞金欲しさに」学内で発行される雑誌に小説を投稿して入選。さらに、小説雑誌『幻影城』の新人賞にも投稿して入選し、大学院在学中にプロの小説家としてデビューを果たします。
田中 「『幻影城』では1年半ほど短編などを書いておりました。(執筆者に)連城三紀彦さんとか、栗本薫さんのような才能のある方がずらりといるすごい環境でしたが、人材はあれど金はなく、原稿をいくら書いても1円にもならない状態でした。それでも、長いものを本にして出してやるからと言われて、昔から考えていた宇宙物の話を書いていた矢先、『幻影城』が潰れてしまったんです。でも、当時はドクターコースに進むための論文を書くのに忙しく、そのことに構っている暇はありませんでした。ただ、翌年にまんまとドクターコースに滑り込みますと、また書きたい欲が出てきまして。どこかの新人賞に応募するしかないかなと思っていたら、徳間書店の編集さんからお電話があって、「田中さんですか?やっと見つかった」と言われました。」
徳間書店の編集者は、『幻影城』に掲載されていた田中先生の作品を読んで才能に注目。携帯電話もメールも無い時代に、半年以上もかけて田中先生の所在を探し当てたのです。そして、田中先生は、徳間書店から初の長編小説(『白夜の弔鐘』)を出版することができました。
田中 「でも、これがさっぱり売れなかったんです。だから、もうダメかなと思っていたら、「次は、全然別の話を書いてみて」と言われたので、以前、『幻影城』で書きかけていた宇宙物の原稿を見せました。そうしたら、「いいね。でも、本編より前日談みたいなところに出てくるラインハルトとヤンという奴の話の方が面白そうだから、それを書いて」と言われまして。これがダメだったら、もういよいよダメだなと思いながら書いたのが『銀河英雄伝説』なのです。」
今では、多くの人から愛されている『銀河英雄伝説』というタイトルですが、当時の田中先生は、そのタイトルに対して少し複雑な思いがあったそうです。
田中 「最初、編集さんからは『銀河三国志』というタイトルで行こうと言われたんです(笑)。でも、それはあまりにも嫌なので、「別のタイトルを考えるから少し待ってくれ」と言いました。こちらは、2、3日の間に考えるつもりだったんですけれど、編集さんからは「じゃあ、1時間待つから」と言われまして(笑)。足りない脳みそを絞って、 10個ぐらいタイトルを考えて伝え、その中からなるべく地味なものを選んでほしいなと思っていたのですが……。よりによって一番選んでほしくないものが選ばれて、『銀河英雄伝説』というタイトルになりました。ですから、けっして高い志などがあって書き始めたわけではなく、その場、その場で編集者をごまかしながら、なるべく書きたいように書いていったというのが実情でございます。」
あの大人気キャラの早すぎる退場の理由
こうして生まれた『銀河英雄伝説』は大好評。田中先生は1冊で終わらせたつもりでしたが、編集者から「いくらでも続きが書けるように終わってるし、とりあえず、3巻のシリーズにしよう」というオファーが。田中先生は、全3巻の物語を構想して、まずは第2巻を執筆しました。ところが、2巻も好評のため、作品の巻数はさらに増えることに。
田中 「3巻で終わるつもりだったので、2巻でキルヒアイスを殺したのに、その後で「全10巻でいきましょう」と言われたんです。最初からそう言ってくれていたら、キルヒアイスも、あと1、2巻くらいは生きていたんですけどね(笑)。でも、この頃は若い人に「なんでキルヒアイスをあんなに早く殺したんですか?」って問い詰められると、「『鬼滅の刃』でも、煉獄さんは早死にするでしょう?」と返すようにしています(笑)。そういった風に、ずいぶん偶然に恵まれた作品ではありますが、一冊たりとも、手を抜いて書いた覚えはございません。その場、その場で全力を尽くして書き上げたつもりです。そんな作品が、自分でもびっくりするほど多くの方に受け入れていただいて。書き始めてから、もう40年になるんですけど、こうやって2度目のアニメ化をしていただき、それを多くの方に観ていただいて、原作者のくだらない話にまで付き合っていただける。本当に幸せなことだと思っております。ありがとうございます。」
与えられた状況下で、最高のものを作るという田中先生の作家魂も、『銀河英雄伝説』など数々の名作を生み出した原動力でもあるのでしょう。ここで、司会の田坂さんから、長年、田中先生の秘書を務めている安達さんへの質問がありました。
MC 「安達さんは、長年、隣で田中先生を見ている中で「ここがすごいな」と思うのは、どんなところですか?」
安達 「今の話にもあった通り、ものすごく運が強いことです(笑)。あと、真面目な話をすると、絶対、仕事には手を抜かないんですよ。人事を尽くして天命を待つではないですけれど、100%のことをやるから、120%のものが還ってくるんだろうなと思って、いつも見ています。もう一つすごいのは、取捨選択して忘れる能力。こちらが言った大事なことはすぽっと忘れているのに、全然関係ないことはしっかり覚えていたりするんです(笑)。これは見習いたいなと思います。この前、ちょっと数えてみたら、芳樹さんと私がコンビを組んで、もう30年以上になるんです。芳樹さんがどう思ってるかは分かりませんけれど、それだけ長く続いているってことは、まあいいコンビなんじゃないかと思っています。」
自然と決まったケンプとミュラーの組み合わせ
そして、トークのテーマは、『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』の内容に移っていきました。
MC 「今回の『激突』は、原作の第3巻 (雌伏篇)にあたるお話なのですが、全10巻の『銀河英雄伝説』の中で第3巻というのは、田中先生の中で、どのような位置づけにあるお話なのでしょうか?」
田中 「お話ししたように、あと1巻で終わるはずだったのが、あと8巻になったもので(笑)。10巻で綺麗に着地できるように、巻ごとの構成を練り直してリスタートした巻ですね。第2巻でキルヒアイスを殺した後、読者からの「●●は殺さないでください」という嘆願が増えました。私は「すいませんね」とか言いながら殺していったんですけど(笑)。あと、お茶汲み坊やだったユリアンがそろそろ成長しなきゃいけないなということや、帝国軍側では、キルヒアイスの位置を誰が埋めていくのかということも考えました。戦闘に関しては、それまでに「戦艦対戦艦」も「要塞対戦艦」も書いたけれど、「要塞対要塞」は書いていないなと思いまして。そういえば、ガイエスブルクが残ってるし、あれを使わないのはもったいないなと。私は貧乏性なので。帝国側の司令官がケンプで、副司令官がミュラーというのは、わりと自然に決まりました。プロ野球でもバッテリーを組むときは、ベテランとルーキーを組ませることがよくあるんです。だから、ベテランのケンプと、これから2軍、1軍、オールスターと登っていくような若手のミュラーという組み合わせになったんです。」
MC 「ベテランとルーキーの組み合わせというのも面白いお話ですね。では、同盟軍、イゼルローン要塞側のメンバー構成にも何かの意図があったのでしょうか?」
田中 「それはなかったですね。ヤンがいなくなったら、残りの連中は、どうやってこの危機を乗り切るかというところが同盟側の一番の焦点でした。若手とか、事務屋さんですから、とにかくボスが戻ってくるまで持ちこたえなきゃいけないと。そういう時、幸いにも帝国から亡命してきてくれた頼もしいおじさんがいると。それで、帝国から亡命してきた人が、帝国を相手に戦うという展開になりました。こういうのは流れなので、勝手に動き回るキャラクターもおりますし、全部、自分が考えているようにはなかなかいきません。でも、結果としては、あれで良かったかなと思っています。」
MC 「では、これまで恵まれない状態を過ごしてきたメルカッツが、ここで活躍するというのは、田中先生としては自然の流れだった感じなのですか。」
田中 「はい。流れというよりも、流されていったという感じなんですけども。まだまだアッテンボローも青いですし、どうしたって、コーチ兼選手といった役割の人が必要なんですね。それに、この戦いでメルカッツ自身も、完全に帝国と心理的に決別できたという風に感じていただければ、ありがたいなと思っていました。」
MC 「今回、イゼルローン要塞の危機を救ったメルカッツとシェーンコップは、二人とも帝国からの亡命組ですよね。その2人がここで活躍したということにも、田中先生としての意図があったのかなと、個人的にすごく気になっていたんです。」
田中 「特にそういう意図はなかったですね。イゼルローン要塞に残っていた面子から考えて、メルカッツはこう出て、シェーンコップはこう動くだろうといったことは、もうできあがっているというか、こっちの思い通りにはいかない。彼らの方で、自分の役割を心得ていて、自分の職務を果たしていく。そういった意味でのプロを書いてみたかったんです。」
MC 「『激突』第三章で、ヤンが受けていた査問会も終わったのですが、査問会のシーンを書かれた時、田中先生のイメージの元になったものなどがあれば教えてください。」
田中 「それはもう、大学院の論文の口頭試問が一番です(笑)。それが直接の体験で、間接的な体験としては、まだソ連という国があって、スターリンという独裁者がいた時代に、トゥハチェフスキーという若い元帥がソ連軍にいました。「ソ連のナポレオン」と言われたぐらいの名将だったんですけど、スターリンは自分の地位を脅かされるんじゃないかと思って、無実のトゥハチェフスキーを捕まえて拷問にかけたあげく、銃殺にするわけです。それが一応、民主国家の場合だと、シビリアンコントロールですから、文官、政治家たちが制服軍人を取り調べ、弱みを握っておとなしくさせる。そういうことは実際にあったし、これからもあるだろうと思って、ああいう具合に書いたわけです。」
MC 「あと、キルヒアイスが生きていたら、イゼルローン要塞奪回の任に当たる予定だったということを以前、安達さん経由で伺いました。そのエピソードを『激突』本編の中でも使わせていただきました。田中先生の中では、キルヒアイスがイゼルローン要塞攻略に挑むという具体的な構想があったということでしょうか?」
田中 「それはありました。戦術的な展開としては、いろいろとあると思いますけど。キルヒアイスが敗れて死んだら、ラインハルトにとってヤンは仇になって、もっと相容れないような形になっていったかなと。あるいは、キルヒアイスだからこそ、このままだと負けると分かって、良いタイミングで引き下がるのか。(実際に書いていたら)どうするかで悩んだだろうなと思います。」
MC 「ありがとうございます。そのエピソードもすごく見てみたいなと思います。」
フェザーンに第三勢力としての魅力を出すためのルパート
スタッフトークも終盤となり、テーマは、9月から上映開始となる『銀河英雄伝説Die Neue These 策謀』の話題へ。」
MC 「9月からは『銀河英雄伝説Die Neue These 策謀』の上映が始まります。原作では、第4巻の『策謀篇』からのお話で、フェザーンの暗躍が中心になってくると思います。フェザーンに関しては、どういうイメージ、役割で作られたのでしょうか?」
田中 「帝国と同盟という1対1だけの戦いだと、敵と味方で綺麗に分かれてしまって、グレーゾーンが狭くなるかなと。ですから、直接、軍隊を動かすような力はないけれど、こっちが有利になりすぎたら、あっちが有利になるようにとか、いろいろと裏に回って動く第三勢力。最終的には、自分が漁夫の利を占めるという考えの勢力があった方が面白いんじゃないかなと思って作り出したわけです。ただ、私自身がどうしても戦闘シーンに引っ張られまして、諜報戦とか経済戦(を描く)という面では、少し手が届かなかった面もあります。まあ、身も蓋もない言い方をしますと、1冊何百枚という枚数制限がありまして、その中でどちらを優先するかというと、やっぱり(派手な)戦闘の方になっちゃうわけです。ですから、仮に書き直す機会がもしあったとしても、やっぱりフェザーンの出番はこのくらいで抑えといた方が読者の方としても納得していただけるんではないかな、と思います。」
MC 「今、「書き直す機会があったとしても」と仰った瞬間、お客さんがザワッとしましたね(笑)。安達さん、そういうことはあるんですか?」
安達 「いえ、他にやることがまだあるので。」
MC 「そうなんですか(笑)。でも、やっぱり読んでみたいなという風にも思ってしまいますね。フェザーンで言えば、ルビンスキーに加えて、『激突』でルパートというキャラクターも出てきて、『策謀』でもさらに気になる存在かなと思うのですが、ルパートのキャラクターに関しては、田中先生としては、どのようなイメージで生まれたのでしょうか?」
田中 「フェザーンに第三勢力としての魅力を与えるには、ハゲ頭の親父一人では、読者に対して訴求力が弱いと言われまして。「たしかにそうだよな、じゃあ美形っぽいのも入れるか」と。ルビンスキーは自分では動かないので。それに代わって動くキャラも必要ですしね。そういうことで、ある程度かっこよく書かないとという感じで試行錯誤した結果、ああいうキャラになりました。」
『銀英伝』は、もう何の心配もいらない親孝行な子
スタッフトークもいよいよ終盤。田坂さんからも、総括的な質問がありました。
MC 「本当にたくさんの作品を書かれている田中先生の中で、『銀河英雄伝説』という作品は、どのような立ち位置の作品になっているのでしょうか?」
田中 「まあ、親孝行な子だなと。こんなに仕送りしてくれて(笑)。あと、作家というのは、ある意味、学校の先生に似たところがありまして。すごくよくできた卒業生が大活躍してくれるのは嬉しいけど、とりあえず今は、目の前にいる生徒を何とかしなきゃと。そういう感じですね。(『銀河英雄伝説』は)もう何も心配いらない子で、むしろ、遠くで眺めている方が邪魔にもならない。ありがたいことに、次から次へと仕事をいただきますので、目の前の遅刻はするわ、カンニングはするわという生徒をなんとか卒業させてやらないと。今もそういう思いで書いております。」
MC 「ありがとうございます。『銀河英雄伝説』が誕生したおかげで、我々も『ノイエ銀英伝』を作らせていただけるし、きっと皆さんも観て楽しんでいただけていると思うので、『銀英伝』を作ってくださった田中先生には、本当に感謝しています。9月から始まる『策謀』に関して、田中先生が期待することとか、気になるところなどがあれば、教えていただけますでしょうか。」
田中 「それはもう期待でいっぱいです。自分が原作者のはずなんですけど、「この後どうなるんだろう?」という気持ちは常にあります。こちらの想定外のことをやっていただいた方がむしろ嬉しいので。僕自身は、『銀英伝』というフィールドを作ったわけで、今回は、そのフィールドの中でアニメ関係者の方々に思いっきりプレーしていただきたいなと思っております。ですから、 「ここはこういう具合に解釈してもらったのか」とか、「あ、これ忘れてた」とかもあるんですけど。とにかく、現役選手のプレーをとても楽しみに期待して待ちかねているし、自分のことを棚に上げて、「早く次を出さないかな」と思っているわけです(笑)。それに加わって活動していただいている方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、それをご覧になって、『銀英伝』という作品のまた新しい一面を見つけたと言ってくださるお客様方にも本当に感謝しております。いくら感謝してもしきれません、ありがとうございました。」
MC 「田中先生にそう言っていただけるおかげで、『ノイエ銀英伝』のスタッフも本当に伸び伸びと全力を出して作品作りに取り組めていると思います。本当に感謝しています。」
様々な裏話が明かされたトークパートの後は、告知も紹介。最後に改めて、ゲストの田中先生と安達さんからの感謝の言葉がありました。
安達 「本日はどうもありがとうございました。まだ、(『激突』では)要塞対要塞の決着はついていないですから(笑)。皆さんと一緒に、どういうことになるかハラハラドキドキしながら9月を待ちたいと思います。今後とも、『ノイエ銀英伝』ならびに『銀河英雄伝説』をよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。」
田中 「皆さんどうぞ楽しんでください。それに尽きます。本当にありがとうございました。」
盛大な拍手に見送られながら、出演者は退場。こうして、『銀河英雄伝説Die Neue These 激突』第三章の上映最終日に行われたスタッフトークは終了しました。
- 【リンク】
- 「銀河英雄伝説 Die Neue These」公式HP:http://gineiden-anime.com
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- 「銀河英雄伝説 Die Neue Theseメンバーズクラブ 新 獅子の泉(ノイエ・ルーベン・ブルン)」:https://ch.nicovideo.jp/noielb
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©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
©田中芳樹/松竹・Production I.G・らいとすたっふ